-
Message学校法人愛知学院 理事長ご挨拶
創立150周年を、
魅力的な私学としての持続的な発展と、
新しい地域の未来の創造へのスタートに。
日頃より愛知学院に格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、愛知学院は中部地区で最も古い歴史と伝統を持つ私立大学であり、明治9年(1876)に曹洞宗専門学支校を名古屋市中区大須門前町大光院内に開設してから、令和8年(2026)に創立150周年を迎えることになりました。
愛知学院をこれまで築き発展させてきた先人や卒業生、並びに地域の皆さまの多大なるご尽力やご協力に思いをいたし、創立150周年の大きな節目に、未来に向けてのさらなる飛躍を期することが、関係者の心からの願いであると思うところです。
これからの愛知学院に期待されていることは、私学としての特色を活かしながら、中部地区の教育を先導する機関として、社会に有為な人材を輩出し、教育研究面での実績を挙げ、社会に貢献することです。
まず、第一に、卒業後、就きたい仕事や希望する進路に進み、自らを日々向上させ、有為な自己実現と社会への貢献を果たしたいという志を持った学生・生徒に、広く門戸を開き、その期待に応えた教育を展開することが、極めて大切です。建学の精神である「行学一体・報恩感謝」を基本とし、社会や学生・生徒のニーズに合致した質の高い教育内容・教育研究体制・環境を整え、学生・生徒にとっても、また、社会の関係方面からも、期待される魅力的な教育機関を目指して参ります。
第二に、愛知学院が社会に開かれ、地域とともに歩む私学である、ということが、これまで以上に期待されるところであり、愛知学院のこれからの魅力の一つとなります。愛知学院は、多くの卒業生が企業や公共機関をはじめ、社会の様々な方面でご活躍をされておりますし、地域や関係方面からも愛知学院が培ってきたポテンシャルを評価し、激励するお言葉も頂戴しております。教育研究面での連携協力や、社会のニーズを的確にとらえたアイデア豊かな社会連携事業の展開、ステークホルダーである皆様方との協働、協業も工夫して参ります。
第三に、社会の期待に応え、社会に貢献できる私学としての経営基盤を強化し、経営企画力を向上させ、将来に向け持続的かつ機動的な法人運営を工夫する所存です。
創立150周年という機会に、皆様方と共に、「知の共創、地域との共生〜ともに創り、ともに生かし合う未来へ〜」を宣言いたします。
創立150周年が、魅力的な私学としての持続的な発展と、新しい地域の未来の創造へのスタートになるよう、今後ともご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
理事長
龍谷 顯孝