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Project愛知学院 150周年事業
150周年事業
1.『愛学の杜』創生プロジェクト


ご寄付いただいた方とともに「植樹祭」を実施します
『愛学の杜』を一緒に創っていただける方(植樹寄付をしていただける方)を募集いたします。
10万円以上のご寄付いただいた方には、創立150周年記念式典当日に実施予定の「植樹祭」にご招待させていただきます。
また、『愛学の杜 発起人』として、銘板にご芳名を掲載させていただきます。
200周年に向かって歩み出す愛知学院の発展を願う記念日として、ご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

2.起業家支援基金の創設
スタートアップ支援の推進
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社長として活躍している本学卒業生は 2,657名(※1)。これは、全国の国公私立大学の中で18位(愛知県1位)の数字です。また、現在も起業家マインドをもった学生が多く在籍、卒業していることも本学の特長の一つです。特に名城公園キャンパス開設以降は、ビジネスの最前線で学べる環境を整え、起業家マインドを育成することで、在学中に起業する学生も増えてきています。その土壌を絶やすことなく次世代につないでいくための支援として「起業家支援基金」を創設します。
(※1)株式会社東京商工リサーチ
『2024年「全国社長の出身大学」調査』より -
助成金制度で起業をバックアップ
「起業家支援基金」を活用して、起業を目指す在学生に対する独自の助成金制度を創設します。この助成金により、起業のために必要な資金を経済面から支援し、学生起業家として活躍したい気持ちをもつ在学生をバックアップします。
全学的なサポート体制の充実起業に必要な知識やアントレプレナーシップを身につける講座を全学的に開講するとともに、スタートアップ支援関連団体との連携など、新たなサポート体制を構築します。
STATION Aiとの連携2024年10月に名古屋市昭和区に開業した日本最大級のスタートアップ支援拠点であるSTATION Aiにパートナー企業として参画を予定しています。新たな交流機会と起業サポート支援を通じて、学生の新規事業創出が期待されます。
3.世界に開かれた学びの場の共創
禅(ZEN)・仏教を通じた学術交流
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明治9年に曹洞宗専門学支校として開設以来、本学院は一貫して禅と仏教の教育・研究を続けてきました。その精神を海外に広めるため、アジアを中心とした海外の諸学校との間で定期的な交流を創出します。具体的には20~30の海外教育機関や研究機関との連携を目指し、そのネットワークを活用した国際的な研究・教育の機会を生徒・学生に提供します。また、本学院に足を運ぶことが難しい方に対しては、インターネット等を活用して禅の魅力を伝えていきます。
留学生会館の建設(構想中)
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学内で国際交流を促進することを目的として、外国人留学生が中長期に宿泊・入居することができる「留学生会館」を建設します。会館には留学生のみならず、海外留学や国際的な活躍を希望する日本人学生の入居も可能とし、多様な背景を持つ個々人が「共に暮らし共に学ぶ」ことで、相互理解を深める環境を創り出します。
4.歯学教育・研究の充実と医療サービスの拡充
歯学部附属病院 北館 新築 (2026年1月完成予定)
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医科・歯科の連携をもっと強固に
医科と歯科の連携をより強固にし、さらに充実した医療サービスを提供するために歯学部附属病院に新棟(北館)が誕生します。新棟(北館)は医科の診療エリアを拡充し、地域の人々が利用しやすい病院を目指します。
医科医療サービスの拡充高度な歯科診療部門に加え、地域医療を支える医科診療部門(内科、糖尿病内科、循環器内科、外科、消化器外科、肛門外科、小児科、耳鼻咽喉科 など)を備えた病院として、さらに拡充し、地域の方々の健康・福祉の向上に貢献していきます。
先端技術を活用した次世代教育
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歯学部は、これまでに多くの歯科医師を輩出し、歯科医学・歯科保健医療の発展に大きな役割を果たしてきました。2023年8月に「臨床教育研究棟」を新築し、これからも次世代に向けて教育施設設備を整備・拡充し、教育内容を充実させて、未来の歯科医師として活躍できる人材を育成します。
AIや VR を活用した最先端システムの導入次世代に向けた教育として、AI(人工知能)を用いた学習支援システムや問題作成システムの開発に取り組んでいます。また、医療教育用のシミュレーション機器や仮想現実技術(VR)システムを導入し、医療現場を擬似体験できる教材や人体構造を3Dで理解できる教材の開発にも取り組む予定です。こうした最先端技術を教育現場に幅広く活用し、独自性に富んだ歯学教育を切り拓き、これからの社会の健全な発展に積極的に貢献できる歯科医師を育成していきます。
宇宙⻭学の研究推進
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本学では、⼤学院⻭学研究科・未来⼝腔医療研究センターに宇宙⻭学研究部⾨(同様の研究部署は国内大学初)を設置しました。また、東京歯科大学、岡山大学、広島大学など国内約30大学と連携して⽇本宇宙⻭学研究会(代表理事:愛知学院大学大学院歯学研究科長 前田初彦)も設⽴。宇宙空間という特殊な環境下での⼝腔健康と⻭科疾患の特性理解をミッションとして、宇宙⾶⾏⼠および宇宙滞在者の⽅々に対する⻭科治療と⼝腔ケア、予防策の開発に関する研究に取り組んでいます。
5.卒業生・社会・地域との連携強化
卒業生・社会・学生・生徒がつながるアグ丸モールの構築(構想中)
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本学院が150 年間で培ってきた人的ネットワークをより強固にするために、インターネット上でいつでもどこからでもつながることができる「アグ丸モール(仮称)」を構築します。利用者は学生・生徒・教職員に限らず、卒業生や企業・団体等にも輪を広げて、モール内で種々なサービスを提供することを構想しています。今後、モールを運営するために本学院100 %出資の事業会社を設立し、利用者のニーズに応えたサービス開発・提供を行う予定です。
〈事業会社による提供サービス(構想中)〉①卒業生および本学院関連企業・団体によるモール内出店
②仮想商店街構築とモール独自ポイントの運用
③学校オリジナルグッズの販売
④リカレント、リスキリング講座の配信 等
6.文化拠点の創造
博物館(アートギャラリー)の開館(構想中)
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本学院が所蔵している貴重資料、研究文献、美術品等を地域の方に公開させていただく場所として「博物館(アートギャラリー) 」の開館を予定しています。また、資料等を収集して展示するだけでなく、講演会や研修会、子ども向けのイベント等も実施して、地域社会に開かれた博物館を目指します。その他、近郊美術館と連携した巡回展の開催も検討しています。
※歴史資料や美術品のご寄贈をお願いいたします。
ご寄付された方のお名前は博物館内の芳名板にてご紹介させていただきます。
学内コンサート開催
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本学院は研究・教育のみならず、学術的背景や専門性を生かした地域貢献活動を推進するため、各キャンパスを会場とした学内コンサートや講演会を開催します。地域の方に音楽・文化芸術活動を鑑賞する機会を提供することで、各キャンパスが「文化の発信地」となる役割を担います。
伊藤清永画伯作『釈尊伝四部作』
著書:カール・マルクス 『資本論(初版本)』
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学内コンサート開催
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本学院は研究・教育のみならず、学術的背景や専門性を生かした地域貢献活動を推進するため、各キャンパスを会場とした学内コンサートや講演会を開催します。地域の方に音楽・文化芸術活動を鑑賞する機会を提供することで、各キャンパスが「文化の発信地」となる役割を担います。
7.将来を見据えたキャンパスリニューアル
時代のニーズに合わせたキャンパスを整備
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1876年、名古屋市中区大須大光院内に「曹洞宗専門学支校」が開設されて以来、本学院の教育・研究の拠点であるキャンパスは、その時代のニーズに合わせて開設・ 移転・増築が行われてきました。中でも楠元キャンパスは、1921年に名古屋市千種区田代町に建設(※1)された歴史的建造物(※2)です。その後も、1961年に地域社会から強く待望された歯学教育の拠点である末盛キャンパス(愛知学院大学歯科病院)を開設。1967年に中学・高校教育の充実・改革のために光ヶ丘キャンパスを開設。1974年に大学教育の更なる充実のために日進キャンパスを開設。2014年は都心型キャンパスである名城公園キャンパスを開設するなど、生徒、学生にとって最適なキャンパス整備を行ってきました。
(※1)1925年 中学校令により愛知中学校の学び舎として活用。
(※2)1998年 愛知県内の学校建築として初めて登録有形文化財に登録。
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教育環境と環境配慮を両立した 「地域共生型キャンパス」 へ
これからの時代を見据えたキャンパスの在り方として、本学院では生徒・学生・地域住民が交流できる空間作りと、更なる地球環境への配慮が必要不可欠と考えています。そこで、150周年記念事業として、教育・研究、学生生活をより充実させる学習施設の再整備、地域住民と交流しやすい環境整備に加え、全学的に脱炭素化を推進する「地域共生型キャンパス」を実現します。
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楠元キャンパス
‖大学 : 歯・薬学部 / 短期大学部 / 専門学校
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1921年開設。文化財と最新医療設備を備えた伝統と先進のキャンパス。学生が多く集う本山エリアにあります。医療人を養成する学部が設置され、最先端の教育・研究を展開しています。
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日進キャンパス
‖大学 : 文・心理・健康科学・総合政策学部
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1974年開設。学園都市である日進市に位置し、約50万㎡の広大な敷地に学修・スポーツ施設が充実。春は桜、秋は紅葉。豊かな感性を育む、自然も豊かなキャンパスです。
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末盛キャンパス
‖附属病院 ‖大学:歯学部
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1961年開設。臨床歯科医学の教育・研究をリードする中部地区最大の歯学部附属病院。医科・歯科連携の医療を提供。学生が臨床体験できる教育・研究機関としても活用しています。
第32回 愛知まちなみ建築賞 大賞受賞(2024年度)「臨床教育研究棟」が、良好なまちなみ景観の形成や潤いのあるまちづくりに貢献しているとして、愛知県より表彰されました。
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名城公園キャンパス
‖大学 : 商・経営・経済・法学部
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2014年開設。官庁街や繁華街に近く、企業や官公庁とも連携する都市型キャンパス。中部圏の経済・行政の中心地でビジネスの最前線を肌で感じながら社会科学系の学びを追求できます。
<名城公園キャンパス受賞歴>
平成27年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰平成28年度省エネ大賞(省エネ事例部門)平成29年度第6回カーボンニュートラル賞平成30年度空衛学会 第31回技術振興賞令和元年度第5回サステナブルキャンパス賞(建築・設備部門)令和2年度第17回公共建築賞・優秀賞
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光ヶ丘キャンパス
‖中学校 / 高等学校
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1967年開設。ナゴヤドーム2つが入る広さには、グラウンド、野球場、体育館などの体育関係施設が充実。質・量ともに充実した蔵書を誇る図書館、最新のIT機器も活用し、生徒の向学心に応える教育・学習施設を整えています。