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愛知学院卒業生、学生、生徒による わたしの“ZEN力”

愛知学院大学 文学部国際文化学科
(現 英語英米文化学科) 2018年卒業アーティスティックスイミング
東京五輪・パリ五輪日本代表
吉田 萌Megumu Yoshida
吉田 萌 Megumu Yoshida

五輪という高い山を、諦めずに登り続けて ──
アーティスティックスイミングが教えてくれたこと

Q.学生時代を振り返って、あなたが全力で取り組んでいたことはなんですか?

アーティスティックスイミングです。
4歳からクラブチームに入り、途切れることなく29歳の引退まで同じチームで競技を続けました。愛知学院大学在学中はもちろん、卒業後もスポーツ振興室の職員として在籍しながら代表選手として活動。東京五輪(4位)・パリ五輪(5位)に出場するなど、長きにわたって日本代表として世界の舞台で活躍しました。

Q.アーティスティックスイミングに挑戦したきっかけはなんですか?

生後半年からベビースイミングを始め、4歳でシンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)に出会いました。きっかけは、ベビースイミングの先生からの紹介。「足のつかないプールが楽しかった」という感覚が原点です。
練習、大会を重ねるうちに「日本代表になりたい、五輪でメダルを獲りたい」という夢が生まれ、それが競技を続ける原動力になっていきました。「やった!と思ったら、また次の山が現れる」——その連続が、挑戦し続ける力を育ててくれました。

Q.選手生活で得られた成果について教えて下さい。

目標に向かって諦めずに一つのことを続け切ること——それが一番の成果だったと思います。夢でもあり目標でもあった「五輪でメダル獲得」はかないませんでしたが、東京五輪4位・パリ五輪5位という結果を残せたこと、そこまでの挑戦は誇れるものだと思っています。
選手生活の終盤になって初めて、大きな目標に向かうための小さな目標(マイルストーン)をうまく設定できるようになりました。「いつまでにこうしよう」「自分の身体をどう整えよう」と逆算して考える力が育ちましたが、今はそれを陸の世界で活かせるように日々奮闘中です。
また、アーティスティックスイミングはチームで「合わせる」ことが最大の鍵。1日に10時間以上水の中にいることもある練習の中で、心も身体も、そしてチームワークと対人関係の力も磨かれました。

Q.選手活動はその後の人生においてどのような影響がありましたか?

挑戦することは今も役に立っています。今の仕事も、自分にとっては「挑戦」です。五輪のような高い山を前に目標を細分化してきた経験が、仕事でも自然と活きていると感じてきました。選手時代と比べると山の険しさは違いますが、目標に向かって逆算して動くことは変わりません。
また、「ちょっとのことでは負けない心と身体」も大きな財産です。「もうやめたい」と思ったことは数え切れないほどありましたが、そのたびに踏みとどまった経験が、今の自分を支えています。

Q.ご自身の挑戦において、愛知学院大学の学習環境や支援体制が役立っていると感じていた点はありますか。

学生時代から海外遠征や代表合宿に参加していたため、授業に出られないことも多くありましたが、欠席した分を先生方が1対1で補講してくださり、学習の遅れをとらずに済みました。先生方は、スポーツに打ち込む学生に対しても、とても温かく支えてくださいました。
友人たちもノートやレジュメを見せてくれたり、試験前に一緒に勉強につきあってくれたりしました。卒業後に東京五輪へ出場した際には、チケットを取っていてくれた友人や先生、応援メッセージを送ってくださった先生など、今でも変わらず応援していただいています。大学のトレーニング施設も競技のサポートに役立てることができ、愛知学院ならではの環境だと感じています。

Q.愛知学院大学にいてよかったことについて教えて下さい。

何より、素晴らしい先生方・職員の方々・仲間たちと出会えたことです。競技に集中することと、愛知学院大学で学生生活を送ることの2つをうまく両立できたことが、私にとって本当に良い環境だったと思います。
大学には色々なタイプの人がいて、視野が広がりました。特に印象深いのは、競技とは異なる分野で学ぶ文学部の仲間たちと過ごした時間です。
スポーツのことを忘れて、カフェで甘いものを食べながらワイワイ話す——そんな「普通の大学生」の時間を過ごせたことが、私にとってとても大きかったです。
その仲間たちとは今でも交流が続いています。福岡で行われた世界選手権には現地まで応援に来てくれたり、東京オリンピックのときは寄せ書きを書いてプレゼントしてくれたり。大学にいられた時間は限られていましたが、本当に素敵な友人たちに恵まれました。愛知学院の好きなところは、そういった「いろんな人がいるところ」です。